台本を書くとアニメーションができる

とりあえずトーク

一応、こんな風にしゃべっている。TVMLは何はともあれしゃべるのが基本なんで、最初はこれでしょう。

 

 

このキャラはPooniと言う。TVMLオリジナルキャラはBobだが、その子供にKidというキャラがいて、その現代版がPooni。デザインは家のカミさん。黄色いうんち色のおむつをしているのでPooniと言う名前なのである。あと知っている人は知っているが、このボブマリキャラはポリゴンが見えているところに特徴があるのだが、このPooniはそれが無くてスムーズ。Unity5になってデフォルトのシェーダーがPhong shadingになり、プラスチックの質感とかきれいに出るんで、ポリゴン頭はやめー! スムーズ路線に切り替えた。そのうちスムーズBobも出すことにしよう。

そういや、この前スウェーデンの授業でなんかのついでにこのPooniと、BoinというキャラとFoggというキャラの寸劇を見せたら学生の一人が超笑い転げていたが、そんなに面白いか、これが。

開発ブログなんでテクニカルノートを書こう。

音声合成はRTVoice(会社:crosstales)という売り物でUnity Asset Storeで見つけて買った。たしか二千円ぐらい。このRTVoiceは別に自分でTTSエンジンを持っているわけではなく、使っているマシンにプリインストールされているTTSエンジンをサーチして、それをUnityから使えるようにしている。オレの今のマシンはWindows10で、Windows10には英語のTTSが最初からあり、それで言語設定を日本語にするとどうやら日本語TTSが一つ入るようで、現在はその「日本女性」の声でしゃべっている。

それからリップシンクは、今回、やはりAsset storeで買ったSALSA(会社:Crazy Minnow Studio)というソフトを使っている。これも二千円ぐらい。Unity上で鳴っている音をリアルタイム処理して、3段階のリップシンクデータを自動的に出力する、という簡単なもの。受け取った僕のコード側では、この不連続な3つのデータにローパスフィルタにかけ、スムージングし、滑らかなリップシンクデータに変換して使っている。

このSALSAだが、アナウンスによるともうすぐ、Unity上キャラに表情をリアルタイムで自由に与えられるパッケージも出すそうで、それが出たらそれを組み込んで表情を変えていろいろやってみたい。もちろん、このバカキャラのままやるつもりだが。

あ、あと、見ての通りセリフの字幕も付けている。フォントはゴシックだと味気ないので、cinecaption227というシネマ調のフォントをどっかから落としてきて、それを使った。

というわけで、第一報でした。