TVMLZは”Z”、つまり、アルファベットの最後で、この後は無し、ってことで。
NHKでの開発コードはtvmlxで、ま、それに似てるんだけどTVMLZってことでよろしく。
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今までも何度かやった経験はあるのだが、Unityで外部DLLのライブラリをコールする方法について、書いておく。 今回、いくらやっても動かず、5時間ぐらい格闘してしまったので、また同じことにならないように備忘録として、また、初めてやる人の参考として簡単にまとめておく。 DLLはVisual StudioのC++でビルドして作り、これをUnityにインポートして、Unity ScriptからC++のファンクションコールする、という流れである。今回、あまりに動かないんで、最後の最後、もっとも簡単なコードにして確認した。もちろん、この簡単コードはUnityのマニュアルにもあって、それとそれほど変わるところは無いんだが。 DLL側のコード extern “C” __declspec(dllexport) int Add(int a, int b) { return(a + b); } Visual Studio 2015使用。C++のWin32アプリでDLLを選んでプロジェクトを作る(名前をdlltestとしよう) […]
TVML SDKの会員制限を外したので、誰でもDLできて使えます。ダウンロードページの一番下からどうぞ。 使用上の注意もそこに書いてますんで、そういう感じにてよろしくお願いします。 ソースコードもそのまま入れてるんで、いかようにでもご自由にどうぞ。 tvmlzっていう別プロジェクトもあるんですが、そっちも2年ぐらい止まってるかなあ。とはいえ、そっちは現用で使ってて、vizclassっていうアプリ(ビデオレクチャーを作るツール)はそれで作ってるし、vizclassは今でも英語の講義作成用に使ってるんで、まだ現用なんですよね。 ほんとはtvmlzもフリー公開したいんですが、未完成なんでまだ公開できる状態じゃないのね。完成はいつになるか分かりません・・・ よろしく!
前の投稿で予告したので、リアル系のセットとキャラで今回のTVMLエンジンを動かしたところを貼っておく。 セットはUnity5のGlobal illuminationとかPhysical based shadingとか、わりとふんだんに使っている。キャラはフリーのキャラで、動きもフリーのBVH再生で、リアルというよりは気持ち悪いが、いつものPooni君ばかりでないことだけは分かってもらえるであろう。 実はこれまでのTVMLエンジンではこれがきちんとできなかったのである。今回、CGのセットやキャラ、照明などはすべてUnityのScene任せにしてTVMLからは一切コールしないことで、このようなことが格段にやりやすくなった。TVMLは演技を記述しているだけで、一切の初期設定は不要である。TVMLスクリプトには、最初からいきなり character: look(name=Mia, target=camera, wait=no) character: talk(name=Mia, text=”こんにちは、みなさん”) character: talk(name=Mia, text=”これはまだリハーサルなのですが、お見せしています”) と書けば、その通りに動く。 まだまだ、ショットとかぜんぜんイマイチなのだが、急ぎでやったのでご勘弁を。とにかくも、今回のエンジンのおかげでこんな絵も作りやすくなりました、ってことで。 ではでは。
一応、こんな風にしゃべっている。TVMLは何はともあれしゃべるのが基本なんで、最初はこれでしょう。 このキャラはPooniと言う。TVMLオリジナルキャラはBobだが、その子供にKidというキャラがいて、その現代版がPooni。デザインは家のカミさん。黄色いうんち色のおむつをしているのでPooniと言う名前なのである。あと知っている人は知っているが、このボブマリキャラはポリゴンが見えているところに特徴があるのだが、このPooniはそれが無くてスムーズ。Unity5になってデフォルトのシェーダーがPhong shadingになり、プラスチックの質感とかきれいに出るんで、ポリゴン頭はやめー! スムーズ路線に切り替えた。そのうちスムーズBobも出すことにしよう。 そういや、この前スウェーデンの授業でなんかのついでにこのPooniと、BoinというキャラとFoggというキャラの寸劇を見せたら学生の一人が超笑い転げていたが、そんなに面白いか、これが。 開発ブログなんでテクニカルノートを書こう。 音声合成はRTVoice(会社:crosstales)という売り物でUnity Asset Storeで見つけて買った。たしか二千円ぐらい。このRTVoiceは別に自分でTTSエンジンを持っているわけではなく、使っているマシンにプリインストールされているTTSエンジンをサーチして、それをUnityから使えるようにしている。オレの今のマシンはWindows10で、Windows10には英語のTTSが最初からあり、それで言語設定を日本語にするとどうやら日本語TTSが一つ入るようで、現在はその「日本女性」の声でしゃべっている。 それからリップシンクは、今回、やはりAsset storeで買ったSALSA(会社:Crazy Minnow Studio)というソフトを使っている。これも二千円ぐらい。Unity上で鳴っている音をリアルタイム処理して、3段階のリップシンクデータを自動的に出力する、という簡単なもの。受け取った僕のコード側では、この不連続な3つのデータにローパスフィルタにかけ、スムージングし、滑らかなリップシンクデータに変換して使っている。 このSALSAだが、アナウンスによるともうすぐ、Unity上キャラに表情をリアルタイムで自由に与えられるパッケージも出すそうで、それが出たらそれを組み込んで表情を変えていろいろやってみたい。もちろん、このバカキャラのままやるつもりだが。 あ、あと、見ての通りセリフの字幕も付けている。フォントはゴシックだと味気ないので、cinecaption227というシネマ調のフォントをどっかから落としてきて、それを使った。 というわけで、第一報でした。