前の投稿で予告したので、リアル系のセットとキャラで今回のTVMLエンジンを動かしたところを貼っておく。
セットはUnity5のGlobal illuminationとかPhysical based shadingとか、わりとふんだんに使っている。キャラはフリーのキャラで、動きもフリーのBVH再生で、リアルというよりは気持ち悪いが、いつものPooni君ばかりでないことだけは分かってもらえるであろう。
実はこれまでのTVMLエンジンではこれがきちんとできなかったのである。今回、CGのセットやキャラ、照明などはすべてUnityのScene任せにしてTVMLからは一切コールしないことで、このようなことが格段にやりやすくなった。TVMLは演技を記述しているだけで、一切の初期設定は不要である。TVMLスクリプトには、最初からいきなり
character: look(name=Mia, target=camera, wait=no)
character: talk(name=Mia, text=”こんにちは、みなさん”)
character: talk(name=Mia, text=”これはまだリハーサルなのですが、お見せしています”)
と書けば、その通りに動く。
まだまだ、ショットとかぜんぜんイマイチなのだが、急ぎでやったのでご勘弁を。とにかくも、今回のエンジンのおかげでこんな絵も作りやすくなりました、ってことで。
ではでは。